古着屋スタッフが、皆さんに少しでも役立つ情報をお届けします。 少しでもファッションに興味を持って頂ければ嬉しいです。

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2018年4月7日土曜日

メゾンブランドのデザイナー交代から見えるファッション業界のトレンド





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2018年3月24日土曜日

SUNNEI(スンネイ)|イタリア初の上品なストリートスタイル




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2018年1月11日木曜日

Maison Margiela 解体・再構築で世界に影響を与えたブランド












ベルギー出身のデザイナー、マルタン・マルジェラが1988年にスタートさせたフランスのブランドです。

彼は世界のファッションに最も大きな影響を与えたとされるデザイナーの一人です。



カレンダータグ

マルジェラと言えばカレンダータグの説明は避けて通れません。
洋服に付いてるブランドタグがマルジェラは少し特別です。


何も知らない人からすると、「なんだか雑いステッチだな」ぐらいの印象かも知れませんが、マルジェラを知っている人が見ると一目瞭然です。

ルイヴィトンやグッチのような、誰にでもすぐに伝わってしまうロゴとは異なり、一部の服好きにだけ伝わる少し排他的なシグナリングが良いですね。



1と10が「コレクション」
4と14が「ワードローブ」

この違いは少し何?と思われる方もいると思います。
1、10はコレクションで新しく発表されたもの、4、14は定番でリリースされているものや過去のアーカイブがそれにあたります。

レディースの6はMM6というレディースラインで独立したものとなります。

この中でも「0」「0、10」は「アーティザナルライン」と呼ばれ、マルジェラのテーマの1つである解体と再構築ラインです。

こちらは説明すると長くなるので今回はカットさせていただきます。

今回はマルジェラを知らない人や、名前は聞いたことあるけどどんなブランドか詳細は知らないという方のために、定番アイテムをいくつか紹介していきたいと思います。

正直名作が多すぎるので絞っていきたいと思います。

 名作アイテム



エルボーパッチ


ニットやスウェットの肘にあたる部分だけレザーのパッチで切り替えがきいているアイテムで、マルジェラと言ったらこれを思い浮かべる人もいると思います。

一見シンプルながらも可愛げがあり、けどしっかり意味があるディテールとなっています。

今ではセレクトショップのオリジナルや低価格帯のショップでもよく見かけるデザインとなっていますが、エルボーパッチをここまで根付かせたのはマルジェラの影響が強いのではないかと思います。

しかしデザインは真似できてもやはり、マルジェラの洋服に対する哲学であったり、雰囲気を真似る事は難しいと思います。

個人的には一度袖を通していただきたいアイテムの1つです。



ハの字ライダース  


フロントに「ハの字」型に大きなジップポケットが配されているシンプルにかつ大胆な代表アイテム。

個人的にはマルジェラと言ったら「ハの字」ライダースが一番カッコいいと思います。

たった2つのジップポケットでここまでミニマムかつ完成された雰囲気を醸しだせるのは流石マルジェラです。

自分もレザーを着るならマルジェラの「ハの字」と決めています。

価格は約30万とかなりいいお値段しますが、それに見合うだけの価値はあると思います。

毎シーズンシルエットや素材を変えてリリースされているものになるので、好みのものを見つけて購入をお勧めします。

一生ものと思えば、30万円は決して高いものではないと思います。

ジャーマントレーナー


ジャーマントレーナーとは1970〜80年代に西ドイツ軍のトレーニングシューズとして使用していた靴の事です。

こちらもマルジェラを代表するアイテムの1つとなっています。

こちらのあえて白のジャーマントレーナーにペンキを散りばめたものが人気です。

マルジェラの脱構築的と称される部分が垣間見える象徴的なアイテムかなと思います。

本来の白く清潔であるべきスニーカーがぶちまけられたペンキで、美しさが破壊されています。

しかし、何故か本質的な概念を奪われたところにモードの片鱗が伺えます。

価格7〜8万円前後


リング
マルジェラと言えば、リングをはじめとしたアクセサリーも充実していて、非常に人気が高いカテゴリーです。


その中でも特に人気なのが「4連リング」です。(画像左上)

マルジェラという名前を聞いてこちらの小物を真っ先に想像する方もいらっしゃると思います。

シンプルで無機質な雰囲気が逆にモード感を醸し出しているアイテムです。

4つつけるのもいいですが、1つだけ付けるのもアリなアイテムです。


価格は加工や素材によって少し上下しますが5〜8万円です。


正直まだまだ紹介したいアイテムやブランド背景があるのですが、長くなりすぎてしまうので、気になった方は是非チェックしてみて下さい。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。


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2018年1月9日火曜日

今年初の購入品





こんにちは小枝です。


今日は特にネタが思いつかなかったので、今年の初売りで購入したものを紹介します。

完全に自己満足回です。笑

それではいきます。

1 NEEDLESS スウェット



サイズ L

ネイビーにさりげなく入っている赤の刺繍が可愛い
ゆったり目でオーバーサイズ感なのも気に入って購入しました。

実際に着てみるとこんな感じです。




アームホールの太さも好みです。
シンプルにデニムかコーデュロイのパンツで合わせたいなあなんて考えています。


2 NEEDLESS SPORTSWEAR フリース






サイズ M

こちらもNEEDLESSのアイテムです 笑


最近NEEDLESSかなりハマってます 笑


まぁ元々フリースは欲しかったのですが、patagoniaは他の人と被るからと思ってたら、こいつに奇跡的に出会いました。


色も黒が欲しかったのでドンピシャで即買いしました。

毛並が長く非常に触り心地がいいアイテムです。




着てみるとこんな感じです。




正直自分の好みのサイズ感的にはもう少しゆったり目に着たかったので、そこが少し気になるところではありますが、古着のなので文句は言えません。

これでもそこまで地厚のアイテムじゃなければ着込めるので上手く組み合わせていきたいと思います。

ただ本来の重要な保温性は抜群で、着ていてとても温かいです。

3 NEEDLESS ヒザデルパンツ




3つ目もニードルズです。笑(ブランドの回し者ではありません)

NEEDLESSの代表アイテム、ヒザデルパンツ(H.D PANT)です。


変わった名前と極太のシルエットが特徴のアイテムです。


しかしこのパンツただ太いだけではありません。

名前の通り履いた時に膝がポコっと出ているように見えるシルエットになっている。
だからヒザデルパンツなんです。


実際に履いてみるとこんな感じ

正面










どうですか?

膝が出てるような立体的なシルエットになっていますよね。



ワイドパンツ好きの僕にはたまらないアイテムで、やっと手に入れる事が出来ました。



ここまで軍パンぽいものを今まで持っていなかったので、デニムやアースカラー系のアイテムと組み合わせて着たいなぁなんて頭の中でコーディネートを考えています。



こいつは間違いなく持ってるパンツの中でも1軍確定です 笑






まだまだ寒い時期が続くと思いますので1月いっぱいは冬物を購入し、来月からは春物を買っていこうかと思います。


今年は僕の好きなブランドESSAYのアイテムとコンバースを中心に収集していこうと思ってます。


また定期的に購入したものは記事にしていきたいと思います。(しつこいようですが完全に自己満足です。笑)




それではまた次回の記事でお会いしましょう。



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2018年1月6日土曜日

2018年のトレンドを予想してみた。

 新年明けましておめでとうございます。


去年は結局なかなか更新が出来ずに、終わってしまいましたが今年はバリバリいい記事を届けていきたいと思うので皆さんよろしくお願いします。


初売りの戦利品とかでも載っけようかと思いましたが、あいにく初売りする側の為、何も買えてません、、、笑


なので今回は2018年の個人的なトレンド予測をしていきたいと思います。


1 パワーショルダー


ヴェトモンのデザイナー、デムナ・ヴァザリア擁するブランド「BALENCIAGA」


今のトレンドメーカーと言えるブランドが今季押しているのが「パワーショルダー」です。
 
 



 
                                                  参照 https://www.wwdjapan.com/425666



パワーショルダーって何?て方のために説明すると、80年代のバブル期に流行した肩パットが入ったジャケットです。

80~90年代のクラブカルチャーを現代風にアップデートしています。



ここしばらくアンコンジャケット(パットが入っていない)が流行していたので、今後は80年代ファッションがアップデートされてまた色んなブランドやショップで展開される事が予想されます。


ちなみビジネス系アイテムにおける、トレンドも2016年あたりから変化してきており、パンツにタックが入った腰回りにゆとりのあるモノや、ジャケットも丈も少し長く、柄はグレンチェックで、肩パッドが入るなど、クラシック回帰する形となっています。
 

 
ちなみに日本のブランドだと「JOHN LAWRENCE SULLIVAN」の最新(2018SS)コレクションにも取り入れられています。


 



 


サリバンも非常に人気の高いブランドのため、インポートブランドを普段着ない方にも浸透していくのではないかと思います。

両ブランドともジャケットが少しクラシックなテイストになっているのもうかがえます。
 
今年ジャケットを買う方は少し意識してみるといいかもしれません。

 

2 ウォレットチェーン


ここしばらく、腰回りのお供と言えば「ガチャベルト」でしたね。
街中歩けば、10人中5人は付けてるぐらい流行したアイテムですね。

それに変わって今ジワジワキテいるのが、ウォレットチェーンです。

モードやストーリート好きな方や、ファッション感度の高い方は既に付けている方もチラホラ見かけます。

ウォレットチェーンに関しては、好みが分かれると思うので、服装が合いそうな方や興味がある方は是非先取りしてみてはいかがでしょうか?

3  ドレスアイテム×スポーツ(アウトドア)系アイテムの組み合わせ


 
BALENCIAGA、VETMENSのルックなどを見ていると異色のアイテムの組み合わせが非常に多く新鮮です。
 
 
BALENCIAGA
 
2018SS

2018SS


こちらはVETEMENTSの最新コレクションのルックです。


2018SS

2018SS



ここ数年、アウトドアやスポーツミックスのコーディネートが流行し、アウトドアブランドが人気を博していますが、これは新しい着方の提案になるのかなと思います。

一部のコアな層や最先端を走っている方には非常に注目を集めそうです。



4 個人的にコレクションで気になったアイテム


BALENCIAGAのデニムジャケット
プラスチックフィルムを重ねた変わったギミックのクリエーション色が強いアイテム
 
 
 
 
 
 

 
ドライクリーニング後に付けられるビニールのカバーに着想を得た、プリント入りの透明なプラスチックフィルムを重ねたデニムジャケットらしく、個人的にルックで一番気になったアイテムです。
 
 

 
 
 
 

日本のブランドでいうとdoubletが今季
 
「デッドストックパッケージシャツ」というものを出しています。
 



こういったクリエーション色が強く、印象的なアイテムは完売も早く中古でも高騰や高値で取引される事が多いので要チェックです。


いかがだったでしょうか?

かなりザッと簡単に説明しましたが、個人的にはまだどれもメインストリームに降りてきてないので、先取りしてみはいかがでしょうか。
 
 
 
ではまた次回の記事でお会いしましょう。
 

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2017年11月6日月曜日

靴下は脇役なのか?/ファッションにおける靴下の役割


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2017年11月1日水曜日

UNIQLO U の実力/ 初レビュー記事



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オススメのニットブランド/ crepuscule




こんにちは。

ついに11月となり、今年も残すところあと2ヶ月となりましたね。

そしてそろそろニットが着れる時期になってきました。

ニットと言えば、冬のおしゃれアイテムとしてメインを張るものであり、私の周りをはじめ、今年はどんなニットを買い足そうかな、、なんて言ってる方も沢山いらっしゃいます。


そこで今日は私のオススメのニットブランドを紹介しようと思います。


それがこちらのブランドです。


crepuscule クレプスキュール


ブランド情報

2012年に男女2人のデザイナーがスタートさせた日本のニット専業ブランドです。
元々デザイナーの方達は様々なブランドでニットのデザインや製作を手掛けていた事もあり、クレプスキュールのニットは上質で他とは一線を画すものとなっています。 
素材に拘ったシンプルで飽きのこないデザインが特徴的で、立ち上げからまだそれ程経っていませんが、Bshopなど多くのセレクトショップで取り扱いされています。 
またユニセックスのブランドで女性が着れるのも魅力の一つで、ピュアで優しく、ゆるやかな雰囲気のアイテムが多いのも特徴です。



ではクレプスキュールのおすすめアイテムを紹介していきたいと思います。



鹿子ニット





こちらがブランドを代表するアイテムの一つである鹿子ニットです。

ボリューム感のある厚みと、コシのあるドライな肌触りが特徴的です。

またブランドの代名詞であるドロップショルダーのため、ゆったり目に着れます。



毎シーズンリリースされ、素材はコットンとウールどちらも展開されています。

個人的には鹿子のドライな雰囲気をより味わえる、コットンをワンサイズアップルで着るのがおすすめです。



コットンですが肉厚の為、中にシャツやタートルネックなどを着込むことでオールシーズン使えるアイテムになります。


ニットパーカー

発色の良いこちらのニットパーカーも毎シーズン人気の定番アイテムです。

シーズン毎に展開される色も変わりますが、このシンプルでクリーンな雰囲気にはまさに肩の力の抜けたお洒落の代名詞かと思います。

パーカーという言葉だけ聞くと少しカジュアルで子供っぽい印象を受ける方も多いと思いますが、ここのパーカーは少し話が違います。


どちらかと言うと、大人がサラリと着るリアルクローズの方だと考えて下さい。

簡単な着こなしでも、優しい雰囲気と清潔感がありますので男女問わずかなり褒められ服ですよ。


ニットキャップ


ニットキャップというと上がビヨーンと伸びていたり、パツパツだったりと中々、自分に合う物が見つからないという方も多いかと思います。

しかしクレプスキュールのニットキャップは、程よいボリューム感を出しつつ、余っている部分があるわけではないので、気に入るニットキャップを探して入るという方は是非一度お試しする事をおすすめします。



ここまで紹介してきたクレプスキュール。

きれい目でゆったりしたニットを探してるという方にはぴったりのブランドだと思います。


気になった方は是非ショップに足を運んでみて下さい。


そして参考になったと思う方は是非SNS等で拡散していただけると、より多くの方にブランドの魅力をお伝え出来ますのでよろしくお願い致します。

それではまた次の記事で………

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2017年10月23日月曜日

黒タイでモードに決める

こんにちは。

かなり久しぶりの更新となってしまいました。

季節も10月になり本格的に衣替えとなってきましたね。

やっとファッションが楽しめる時期になってきました。

個人的にはコートを着ずに、外に出れる出れるこの時期が一番好みの季節です。






そうそう、いきなりですが、先日たまたまスーツを着る機会がありました。

一応、無難にネイビースーツ、サックスブルーのスーツ、ブラウンのソリッドタイという組み合わせをしてみたのですが、新入社員っぽいと笑われてしました。

まぁ、普段スーツを着ないのと、顔が似合わないというのも原因だと思うのですが、、、。

スーツを選ぶ時に、一般的な知識に乏しく、無難な合わせしか出来ない。

ビジネスコーナーがある売り場に立つ人間としてはこれではダメだと感じました。


という事で今回は今季のスーツのトレンドについて少し調べてみました。




キーワードは黒

そうなんです。実は今季のトレンドカラーは黒なんです。

え、黒? なんか就活生のリクルートスーツのイメージがあって抵抗がある。なんて思う方も沢山いらっしゃると思います。


中にはモードというイメージを持たれ、ビジネスの場には向かないと思う方もいると思います。


確かにビジネスの場でスーツやジャケパンでも黒は一般的にはあまり選ばれない色で
す。

やはり王道のネイビー、グレーなどに比べると使いにくい色でしょう。

しかし今回オススメするのは、スーツやジャケパンではありません。

最初から面積の大きいアイテムで慣れない色を組み込むのは難易度が高いですからね。



スーツやジャケパンスタイルに必ず必要となるあのアイテムです、、、、。

何か分かりますか?





それはずばりネクタイです!!

え、ネクタイで黒??

一般的に黒の方ネクタイを使っている人ってあまり見かけないですよね。


黒のネクタイというと、これまでクラシックな業界では冠婚葬祭などのかしこまった場でしか着用しない、フォーマルなものとされてきました。だからひと昔前までは、日本人が何も考えずに黒タイをしていると「今日は葬式なのか?」などと揶揄されたのだそうです。





1.Vゾーンの引き締めつつ、柄も浮き立つ。



ジャケット、シャツ、パンツは定番色でありながら、黒のネクタイが上手く入っています。
キャメルやサックスブルーなど明るい色に敢えてブラックを入れる事が一気にVゾーンが引き締まり、柄も強調されます。
ネクタイの存在感が一気に出ますね。





2.レジメンタルタイ



黒の面積が多いとモード感が強まりますが、控え目がお好きという方にはレジメンタルのストライプ柄がオススメです。
ブラウンとホワイトというベーシックな組み合わせにブラックを投入したものであれば、クラシックとモードの両方を演出する事が出来ます。
個人的にはベーシックカラーを主体に組んでいるこの例がすぐに取り入れる事が出来そうかなと思います。


3.黒無地



こちらは黒のソリッドタイを使用したコーディネートです。
ベージュのダブルブレステッドスーツに黒の無地を合わせれば一気にモードな雰囲気になります。
コーデュロイのような、表面感がある生地には、ツルッとした質感のものは避け、ガルザやニットなど素材感のあるものを合わせればバッチリです。










今回は初めてドレスについて書いてみました。

やっぱり普段着てないと記事を書く事も難しいですね。


社会人の方やこれから社会人になる方。

黒のネクタイを一本新調してみては如何でしょうか?




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2017年9月15日金曜日

MARGARET HOWELL (マーガレット・ハウエル) 英国発のクラシカルでモダンな服






MARGARET HOWELL (マーガレット・ハウエル)

ロンドンのゴールドスミス・カレッジを卒業後、アクセサリーのデザインを経たデザイナーが、1970年に発表したメンズシャツに端を発するブランド、MARGARET HOWELL (マーガレットハウエル)

デザイナーのライフスタイルにおける信念でもある「シンプル&ベーシック」を基本に、着心地や機能性を大事にした服作りで、性別を問わず人気の高いユニセックスブランドです。




今でこそメンズ、レディースともに展開があり、家具なども手掛けているブランドですが、起源がメンズシャツというだけあって、レディースのコレクションはメンズよりも遅れた1980年にスタートしました。

女性デザイナーでありながら先にメンズからスタートしたことには、実はこのブランドの根本的な考えが反映されています。


DESIGN PHILOSOPHY(ファッションに対する根本的な考え)

わたしは、1970年代に、コート、ジャケット、トラウザーは全て、メンズ用に仕立てられたものがウィメンズ用にも適していると感じました。わたしは、ブラウスよりシャツを好んで着用しました。底が平らな靴とジーンズは、スカートやドレスよりも実用的に着用できます。メンズ用衣服の機能性は、活動的で仕事をする上の生活スタイルにより適していますが、わたしはメンズ用衣服の表、裏、両面の作りにも魅了されました。テーラリング、シャツ、ネクタイ、全てが伝統的な手法で作られています。
 わたしは、専門的な技術を持つ工場を探し始め、彼らのスキルを楽しみながら仕事に取り組みました。物作りは、デザインにおいて多くの部分を占めることです。それ以外の部分とは、もちろん、コンセプトです。コンセプトがデザインを刺激し、デザインに存在理由を与え、そしてデザインの個性も与えるのです。
 メンズあるいはウィメンズの衣服をデザインする際のわたしの基準は、他の製品デザインにも同様に当てはまります。つまり、素材、機能、感覚的において相応しいか、ということです。しかしながら、わたしの表現形式はおそらく、個人的な価値観を反映しているようです。
 これらは、考慮を重ねた上で編集された手法で表現されるのかもしれません。そこでは品質が数量よりも重要であること、そして「粋であること」よりも重要であります。それは、生地を触ったときの感覚と、生地の特性に対しての打ち解けた姿勢でもあり、例えば、始紡糸が含まれていることや、高品質なコットンやリネンに入っているシワや、そしてハリス・ツイードやウーステッド服地のような伝統的な織りの良さを味わうことです。
 これらは、カラー、着心地、そして今、着るにふさわしいとされる衣服に対する直感的な感覚に加わる、根本的なことです。わたしが衣服をデザインしたいと思っている人たちは、12シーズンを経ると時代遅れに見えるような、流行を追った衣服を求めておらず、現代的なセンスにおいて「正しく」見せる衣服を求めているのです。

                                    引用:MARGARET HOWELL HP



メンズ服の持つ機能性や実用性への感心、そして伝統的でクラシカルなディテールに感じる魅力、これらがマーガレットハウエルの根本にあります。

素材(着心地)や機能性という要素を大事にした服作りには、その姿勢が滲み出ていると言えるでしょう。

またコンセプトとデザインを切り離さず、互いに働き合う両輪として捉える考え方には、飽きの来ないタイムレスなデザインの由縁が見える気がします。

定番アイテム、シャツ


前述にもありましたが、そんなマーガレットハウエルを代表するアイテムであり、ブランドの起源とも言うべき名作がシャツになります。

デザイナーは仕事を始めた初期の頃にフリーマーケットで古着のビスポークシャツに出会います。

そしてそのヴィンテージシャツの完璧な作りとコットン生地の質の良さに感銘を受けたことが1970年のメンズシャツの発表に繋がります。


当時イギリスと言えばやはり英国紳士のトラッドなイメージが強く、シャツはプレスのかかった物であると考えられていました。
 しかし古着から着想を得たマーガレットハウエルのシャツは、糊が効いていないどころか、洗いざらしでの着用を提案し、「英国の伝統を打ち破ったデザイナー」として高く評価されました。

参照:FASHION PRESS  



そうして脚光を浴び始めてからは、サヴィル・ロウに女性デザイナーとしてはじめてメンズのショップをオープンし、王立芸術協会より英国のデザインに関する表彰の中で最高の栄誉である「Royal Designer for Industry」に選出されるなど、様々に活躍してきました。

シャツはそんなブランドの躍進の起源となったアイテムで、初めて出会ったあのヴィンテージシャツと同等な品質水準での製作を実現するため、熟練したマシーニストたちによって手掛けられています。

FAVORITE SHIRTS (フェイバリットシャツ)



その中でも最も定番としてあげられるのがこちらのフェイバリットシャツです。

ヨーロッパで愛され続けているという「アイリッシュリネン」という素材を用いたこちらのモデルは、古着のようなソフトな風合いがあり、

洗いざらしで着用する提案に沿うように、洗濯を繰り返しても弱くなりにくいのが特徴です。



機能にも注目しているブランドと言いましたが、吸水力と発散性にも非常に長けており、ちょっと透け感のある見た目も相まって清潔感の溢れる一着になっています。

定番でリリースされ、ディテールや素材感によって多少前後しますが、価格帯は¥26,000~30,000前後です。

MHL (エムエイチエル)



またもう一つ紹介しておかなければいけないのが、2003年にスタートしたカジュアルライン、MHL (エムエイチエル)です。

MARGARET HOWELL (マーガレットハウエル)よりも一回り安い価格帯ですが、こちらは日本で企画され生産されているラインになります。



ですのでライセンスで名前だけ借りているブランドは認めない、という強い拘りがある方にはオススメできませんが、

またこちらは完全な別物としてシンプルに可愛らしいブランドです。

日本のユーザー向けに作られていることもあり、こちらの方がワークやミリタリーといった要素を取り込んだデザインになっています。

MHL ポケットTシャツ



こちらはこちらで、ポケTやチノパン、軍パンなどの定番アイテムがあります。

不思議ですが、身につけている人からは落ち着きのある知的な雰囲気が感じられる気がします。

性別に囚われにくく、ユニセックスで着られる可愛らしさも良いですね。


ここまで紹介してきたブランド、マーガレットハウエル。


セカンドラインからでも構いませんので、是非実物を手に取ってみてください。


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