みなさんこんにちは、小枝です。
また更新の期間が空いてしまいました。
今日も少しいつもと少し異なる角度でコラム的なものを書いてみようと思います。
ファッションに敏感な方はご存知の方も多いかと思いますが、ここ数年メゾンブランドのクリエイティブディレクター(以下デザイナー)の交代が激しくなっています。
今年だけでも既に様々な情報が出ていきております。
- エディ・スリマン 「CELINE(セリーヌ)」のデザイナーに起用
- リカルド・ティッシ 「Burberry(バーバリー)」のデザイナーに起用
- キム・ジョーンズ 「DIOR HOMME(ディオールオム)」のデザイナーに起用
- クリス・ヴァン・アッシュ 「Berluti(ベルルッティ)」のデザイナーに起用
- ヴァージル・アブロー 「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」のデザイナー起用
大雑把にまとめるとこんな感じでしょうか。
個人的に特に驚いたのがエディのセリーヌへの起用とヴァージルアブローがヴィトンのデザイナーに就任したことでょうか。
ピンとこない方のためにデザイナーの情報を少しだけ載せておきます。
エディ・スリマン
元DIOR HOMME、Saint Laurentのデザイナー
元々、ディオール、サンローラン共にエレガントでモードな雰囲気を持つブランドでしたが、エディがデザインをしたことでそれまでのブランドとは全く異なり、細身でロックなモードストリートなテイストへと変貌をとげ、いずれも大ヒットしました。
彼は才能の塊のような人物であると共に、逆にそれまでのブランドイメージを完全に自分の色に塗り替え、必ずヒットさせるカリスマ的な人物です。
ブランドというより、エディ・スリマン本人に固定ファンがついているような感じで、今回もセリーヌ起用で再びファッション業界に舞い戻ってくることに喜んでいる人たちも大勢いるようです。
今のセリーヌはレディースラインのみでデザインもフレンチぽくて可愛い雰囲気のブランドのためエディがデザインをするコレクションがどうなるのか非常に楽しみです。
またセリーヌのメンズラインもスタートする為、今後爆発的ヒットする予感しかしません。
ヴァージル・アブロー
2014年にスタートしたラグジュアリーストリートブランドOFF-WHITE(オフホワイト)のデザイナー。
発売当初は驚異的な人気を誇り、人気アイテムは即完売、中古ではプレ値が熱くほどでした。
今のトレンドにラグジュアリーストリートという流れを根付かせたのはオフホワイトによるところが大きいと思う。
ゴリゴリのストリートブランド出身の人物があのルイヴィトンのデザイナーになるというニュースを見た時はかなり衝撃を受けたし、ブランド自体がどうなるのか想像もつかない。
ここで本題なのだが、ファッションは基本的にはメゾンブランドからトレンドが降りてきて、他のブランドがそのアイテムを作り、メインストリームに落ちてくるという流れが一般的にある。(もちろん例外もある。)
知名度の高いメゾンブランドがエディやヴァージル、キムジョーンズといった人物を起用するということは、ファッション業界そのものが、ストリートやスポーツミックスの流れに傾いているということ。
正直ここ数年、ずっとストリート、スポーツミックスの流れが続いていたので、そろそろ落ち着くかと思っていた矢先にこれなので、まだしばらくはこの流れは続きそうですね。
自分はあまりそういった服装はしないのだが、職業柄これから発表されるコレクションが楽しみで仕方ない。
ストリートやスポーツミックスが好きな人たちには嬉しい情報だと思うし、またその中でいろんな注目アイテムも出てくると思うので、是非チェックしてみてくださいね。
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