古着屋スタッフが、皆さんに少しでも役立つ情報をお届けします。 少しでもファッションに興味を持って頂ければ嬉しいです。

2017年7月10日月曜日

【夏のマストアイテム‼︎】 ボーダーのバスクシャツ


今日は一つのブランドにフォーカスしたものではなく、夏にマストアイテム
ボーダーのTシャツでオススメブランドをいくつか紹介していこうと思います。



いきなりですが皆さんはボーダーってどんなイメージをお持ちですか?

定番?言い換えれば普通、合わせやすい、可愛い、ダサい、とか色んなイメージを持つ方がいらっしゃると思います。


私の個人的な意見からいうと、永遠の定番アイテムであり、必ずワードローブの中に一枚は入っているかなと思います。
もっとファッション的な観点から見るとノームコアを好まれるファッショニスタの方に人気のイメージで、男性より女性の方がボーダーを好んで着る方が今は多い気がします。


 ちなみにノームコアを簡単い説明するとシンプルイズベストの考えの元、ベーシックなアイテム一点一点に拘り、アイテムを選ぶという感じでしょうか?


ノームコアの流れは2012年あたりからきているのですが今は落ち着いていると思います。
しかしノームコアの流行りを受けて、セレクトショップ Bshopさんなどはかなり追い風となり、bshop系と呼ばれる方たちが確立されたように感じます。



前置きが長くなってしまいましたが、ボーダーの中でも一番有名な形であるバスクシャツについて、簡単に説明します。


バスクシャツって何?

もともとは フランスとスペインにまたがるバスク地方の漁師が、仕事着として愛用していたTシャツに由来したもので、襟ぐりは横に広いボートネック、やや厚手の綿生地、少し短めの長袖(九分袖ぐらい)が特徴的なワークウエアです。ボーダー柄のものだけじゃないですが、ボーダー柄が多いです。


生地がしっかりしているブランドが多い為、繰り返し洗濯をしても生地がへたらず長く使い回せるのも特徴の一つです。

基本的に洗濯をしたらハーフサイズからワンサイズ程縮むものが多い為、これから紹介するブランドに関しては普段よりワンサイズアップで購入することをオススメします。


ではボーダーのバスクシャツの中で、人気ブランドをいくつか紹介していこうと思います。

ORCIVAL(オーシバル) フランス




1939年にフランスの田舎町で誕生したオーシバル。普通のTシャツよりもたくさんの糸を使って織り上げられる生地を使って作るマリンシャツが評判で1950年から60年代にかけてフ ランス海軍のユニフォームに採用されました。


ORCIVALのマリンTシャツの原型は元々ラッセル編みという生地で作られたもの。
この生地は一般的なカットソー生地に比べると糸を非常にたくさん使った、複雑な構造となっています。今この生地を編むことができるマシンはフランスでも数台しかなく、編むのにも時間がかかり、大量に生産されない状況です。


実際に私も去年一着購入しましたが、生地はタフですし繰り返し洗濯をしても生地にり
があり、風合いもいい感じになっています。

  

流石、海軍のユニフォームで採用されてただけはありますね。

ちなみに2枚目の蜂のマークがオーシバルのエンブレムになります。
中には見たことある方もいるのではないでしょうか。

価格 約6000〜8000円
取り扱いショップ Bshop、Urban Research、Beauty&Youthなど



SAINT JAMES(セントジェームズ) フランス


 


イギリス海峡に面したフランスのノルマンディー地方で、フランスとイギリスの交易の仕事をする船乗りの制服として愛用されていたマリンシャツ。そのノルマンディー地方にあるセントジェームス市で誕生したのが今や知らない人がいないほどの「世界の定番」といえるセントジェームスです。
またセントジェームズはあの天才画家 パブロ・ピカソが着用していたことでも有名です。


価格 約10000円〜
とオーシバルと比べて少し値は張りますが、セントジェームズの方がバスクシャツは好きという方も多く、オーシバルと対をなす、バスクシャツの2大ブランドの一つです。

取り扱いショップ BEAMS、FREAK’S STOREなど


Le minor(ルミノア) フランス
フランスの北西部、イギリスに面する海峡と大西洋という海に囲まれた地域でルミノアは誕生しました。「マリン」というキーワードをもとに天然の素材を大切にした物作りを行っています。
オーシバル、セントジェームズに続く代表的なブランドです。

価格 約9000円〜11000円

取り扱いショップ SHIPS、Journal Standard MYSELF ABAHOUSEなど

如何でしたか?
今までボーダーを敬遠してた方や、ボーダーは持っていたけど、紹介ブランドを初めて知ったという方は是非一枚お手に取ってみては?

ボーダーシャツ一枚にこんなに値段はかけられないという方にも、ブランドもので無くてもいいので、バスクシャツを一枚に購入していただきたいです。



個人的には首にスカーフを巻いてあげてガッツリ、マリンテイストに寄せて上げるのもいいかと思います。

夏は重ね着も出来ないので、スカーフ巻くだけでも大分印象が変わりますからね。



似たようなボーダーばっかりでどのブランドを買えばいいか、分からないとう方は、オーシバルをオススメします。

価格や取り扱い店舗の多さ、人気度などを見ても見ても間違いないと思います。

セントジェームズもオススメですが、個人的にはマリン感がより強い印象があるので、そこは服装に合わせて選んであげてください。


補足となりますが、どんな服装、ブランドで合わせるといいかについても少し説明していこうかなと思います。(もし必要無ければ飛ばしてください)

ブランドに関しては、ノームコアの代表的なブランドである、MARGARET HOWELLやそのセカンドラインにあたる、MHL、SCYE、YAECA、A.P.C、DANTONなんかがオススメです。


ボトムスはデニム、ワイドパンツ、女性であればガウチョ、スカーチョやフレアスカートなどがいいかと思います。

足元はコインローファーやParaboot、スニーカーであればadidasのSUPER STARなんかがオススメです。


カラフルで可愛いボーダー達を見てると色違いで揃えたくなりませんか?
私は今年も一着買おうかなんて考えています。



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