今日は初めてメゾンブランドの一角MARNIについて紹介していきます。
1994年にコンスエロ・カスティリオーニがブランド「MARNI」を設立。
2016年にクリエイティブディレクターを辞任し、現在はフランチェスコ・リッソが就任。
MARNIはイタリアのラグジュアリーブランドで元々レディースからスタートしたブランドです。
デザイナーの夫にあたるジャンニ・カスティリオーニが経営する会社「CiwiFurs」のファミリービジネスの一環として、毛皮と革製品のみのラインナップからスタートしたブランドです。
99年に完全にMARNIとして独立してからアパレルや小物など徐々にラインナップを増やしていきました。
メンズラインが立ち上がったのは、2001年で他のメゾンブランドに比べると比較的新しいブランドとなります。
毛皮や革製品には勿論定評がありますが、レディース起源のブランドのおかげで、メンズPOTERのアイテムも非常に可愛らしいものが多いのが特徴です。
特にボリュームの使い方と構築的なシルエットは、世界的にも高く評価されています。
こちらのルックを見ていただければ分かると思いますが、デザインが非常に可愛く、メンズのアイテムですが、女性が着ても可愛いと思います。
今はジェンダーレスブームや、女性がメンズのアイテムを着ることも少なくないと思うので、時代にも非常にマッチしているのではないでしょうか?
アイテム単位では不思議なカラーリングとボリューム感のニットや、温かみの感じられる、スエードブルゾン、カラフルシャツなど
可愛わしくて魅力的なアイテムが目を引きます。
一方でボトムスは綺麗なシルエットのスラックス。
特徴的なアイテムが多いですが、それを上手く引き立て馴染ませるのもMARNIだからこそできる技だと思います。
ネオプネンスニーカー
毎シーズンマイナーチェンジを重ねつつ、リリースされています。
中でもネオプネンシリーズは毎シーズンマイナーチェンジを重ねつつリリースされ、MARNIのアイキャッチとなるアイテムと一つといってもいいでしょう。
部分的に使われているヴィヴィットカラーやあえてベルクロにするなど洗練された印象と可愛さを感じさせますね。
私もMARNIのスニーカーは二足程持っているのですが、意外にもカジュアルな服装にも上手く馴染んでくれます。
ヴィヴィットカラーを用いたタイプだとスポーティなものやストリート向けのスニーカーが一般的には多いですがMARNIはそのどちらにも属しません。
しかしアイテム単体で主張しつつ、上手く溶け込んでくれるあたりは流石MARNIといった感じでしょうか。
価格は70000〜80000円と決して安くはありませんが、スニーカーで全盛期の今だからこそ、エッジの効いたものを一足持ってみては?
MARNI×POTER
MARNIには日本が誇る吉田カバンのブランド「POETER」とのコラボラインがあります。
今年のコラボで9回目になるため、定番化されているコラボ企画になります。
と言えば、日本の技術と伝統を生かした非常に丈夫で世界的にも評価されているブランドですね。
そんなハイクオリティなPOTERにMARNIの可愛らしいデザインが加わると、またMARNIのインラインの小物とは違った魅力がありますね。
POTERのアイテムにマルニのヴィヴィットカラーやドット、総柄など独自のエッセンスを加えたラインはMARNIだけではなく、POTERのファンからも支持を得てています。
メゾンブランドですが、ブランドを全面に押し出すような嫌らしい感じもないため、お財布なんかは女性にもオススメです。
価格はインラインの財布が約50000〜80000円、レザーバッグが20〜30万円、ナイロンバッグで約15万です。
コラボラインだと財布が30000〜35000円、バッグが50000〜100000円前後なので、決して安くはないですが、インラインのものより手に取りやすくなると思います。
レディースを起源とし、やりすぎない可愛さでここまでセンスのあるブランドも中々ないと思います。
フェミニンな雰囲気はあれど、女々しさはなく、同性からも異性からも評価される稀な洋服です。
ラグジュアリーブランドのため、安易に数を揃える事は難しいかもしれませんが、実物を見て触れていただきたいと思います。
http://www.marni.com/jp/
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