古着屋スタッフが、皆さんに少しでも役立つ情報をお届けします。 少しでもファッションに興味を持って頂ければ嬉しいです。

2017年7月8日土曜日

【ESSAY】 古着とモードのミックスから生まれたブランド





今日紹介する「ESSAY」は個人的に数あるドメスティックブランドの中で今一番注目していると共に恐らくこれから、ファッションフリークの間で流行るブランドの一つだと感じています。

ESSAYは2015年の秋冬(AW)にスタートした非常に若いブランドですが、既に一部のファッションフリークの間では、話題のブランドとなっています。
ブランドの立ち上がりシーズンから、話題となり、目玉アイテムは入荷して即完売する程でした。



デザイナー 加瀬隆介氏 竹井博秀氏

加瀬隆介氏はUniversity of the Arts London卒業後、今はなき原宿キャットストリートの老舗go getterに勤め、Edwina Hörlにて経験を積み、竹井博秀氏は同大学を卒業後、DUNE SHOWROOM、Nid tokyoに勤め経験を積みました。

go getterは2015年2月に閉店した、N.HOOLYWOOD(エヌハリウッド)の尾花大輔氏が立ち上げに携わったことでも有名な原宿の老舗です。

一方、Edwina Hörl(エドウィナホール)はYoji Yamamoto(ヨウジヤマモト)で経験を積んだオーストラリア人のデザイナーが自身の名を冠して立ち上げた、人気ブランドです。

加瀬氏は古着からデザイナーに転身した人物

逆に竹井氏が勤めていたDUNE SHOWROOMは海外のモードブランドを扱うとことで、Nid tokyoというのは神南にあるその一つの店舗です。

竹井氏はファッション業界の中ではモード畑を歩んでき人物ということになります。

古着とモード、テイストは違えど何方も間近で見てきた男2人から生み出される服がカッコ良くない訳ないですよね。

ちなみにESSAYを取り扱っている、ショップの方に聞いたところ、両デザイナーともかなりの拘りを持っているようで、ファッションフリークの間で話題になっているにも関わらず、取り扱いのお店を殆ど増やさないんだそうです。

ルックブックを見てても肝心な洋服をあえてピンボケさせて載せていたりとかなりの変わっているなと感じました。
しかしデザイナーの拘りが強いブランドだからこそ私も惹かれている部分もあります。

バルーンシャツ

そんなESSAYの立ち上げたシーズンにおける人気アイテムがこのバルーンシャツです。

意外に普通のビックシルエットのシャツ?と思う方もいらっしゃると思いますが、実は中にコードアジャスタが付いており背中の膨らみ具合を調節することが出来ます。

このバルーンシャツは「風を纏うシャツ」とも表現されています。

シルエットだけではなく、あえて、無地にしたというパッチにブランドの意向を感じることが出来ますですね。

アイテム自体も無地で特にブランドロゴなどが入っているわけではない。
しかしそこがツボにハマる方も多いと思います。

このバルーンシャツはESSAYの代表アイテムでありながら、現在の2017春夏(SS)「page3」では既に展開されていません。

というのもこのバルーンシャツが話題になり過ぎて、本当にESSAYを好きじゃない人や、流行り過ぎてしまうことを危惧して作らないんだそうです。

ここにもやはりデザイナーの強い拘りが話題に出ているのがわかりますね。

マイナーチェンジでビックシルエットのシャツも展開されているので、欲しい方はそちらを購入するのもいいかもしれません。

ベルト



2016秋冬(AW)「page3」から最新の2017春夏(SS)「page4」で展開されているキラーアイテム。

こちらはコットンのタイプのガチャベルトと、レザーの2種類があります。


私もpage4 のガチャベルトを購入しましたが、オレンジという目立つ色味でありながら、古着、モード、ストリートの服装などに合わせることができる非常に優秀なアイテムです。

ブランドロゴががっつり入っているわけではありませんが、ESYという略語でESSAYを表したり、40というミリタリーベルトのサイズを表記、モンテーニュの随筆など拘りがたっぷり詰まったアイテムです。

ミラノリブニット

こちらは2017春夏(SS)「page4」のキラーアイテムの一つであるビックシルエットのニットです。
私も、普段バックプリントのアイテムは殆ど着用しないのですが、これにはなぜか惹かれてブラックを購入してしまいました。

シーズンを表すpage4 が大きくプリントされています。
これもブランドではなくあえてシーズンの数字でデザインにするあたりが非常にESSAYらしいと思います。


もちろんアイテム自体のクオリティも高く、ここまで独特な雰囲気を持った洋服を生み出せるブランドは他にはないのではないでしょうか。

バルーンブルゾンや立体裁断デニムなどまだまだ紹介したいアイテムはあります。

まだ立ち上がって若いブランドESSAY。
まだまだ取り扱いの店舗は少ないですが、気になる方は是非チェックしてみて下さい。

http://www.thessay.com

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